紫陽花(あじさい)の 名所ご案内

6月から7月にかけて開花する紫陽花。
2019年も紫陽花の時期が近づいてきました。
鎌倉、箱根、東京の紫陽花の名所と、紫陽花の見ごろの時期を紹介します。


紫陽花 名所

鎌倉 長谷寺

「長谷観音」の名で親しまれる長谷寺は、正式には「海光山慈照院長谷寺」といいます。
奈良時代に、聖武天皇の時代に勅願所と定められました。木彫仏としては日本最大級(高さ9.18m)の十一面観世音菩薩像が本尊です。

鎌倉の海や街並みが一望できる見晴台からは、四季を通じて花木を楽しむことができます。
梅雨には40種類2500株のアジサイが、来場者に親しまれています。
紫陽花寺とも言われ、鎌倉でも有数の景勝地として親しまれています。

長谷寺の紫陽花の見ごろ

5月下旬から7月上旬までの期間、楽しむことができます。

長谷寺 拝観料と時間

開門時間
夏時間 3月~9月
08:00 – 17:00(閉山17:30 )
冬時間 10月~2月
08:00 – 16:30(閉山17:00)
拝観料
大人400円
小学生200円
鎌倉市福寿手帳ご持参の方200円

駐車場※予約および駐車場のみのご利用は出来ません。
普通車 30台30分 300円
バス(中型車以上) 4台30分 1,000円
営業時間 3月〜9月8:00〜17:00
営業時間 10月〜2月8:00〜16:30

【鎌倉長谷寺公式サイトより引用】

長谷寺への行き方

公共交通機関でお越しの方
● JR 横須賀線、鎌倉駅下車
→バス「長谷観音」下車、徒歩5分
または
→江ノ電「長谷駅」下車、徒歩5分
●小田急線、藤沢駅下車
→江ノ電「長谷駅」より徒歩5分

お車でお越しの方
横浜横須賀道から朝比奈I.C.下車
県道204号にて30分

【鎌倉長谷寺公式サイトより引用】

 

あじさい電車 【箱根登山鉄道】

あじさい電車とは、箱根登山電車の愛称です。
6月中旬頃から、箱根登山鉄道沿線で続々と開花する紫陽花を車内から眺めることができます。
箱根登山鉄道は山を登る標高の高い電車ですので、標高が高い地域では紫陽花の見ごろも遅くなり7月中旬の場所もあります。

あじさい電車の紫陽花の見ごろ

箱根湯本駅付近 6月中旬から6月下旬
宮ノ下駅付近  6月下旬から7月上旬
強羅駅付近   6月下旬から7月中旬
大平台駅付近  6月下旬から7月上旬
彫刻の森駅付近 6月下旬から7月中旬
ケーブルカー沿線7月上旬から7月下旬

※標高差によりあじさいが咲き始める時期に違いがあるため、7月下旬頃まで楽しめます。

【箱根登山電車公式サイトより引用】

 

あじさい電車の種類

あじさい電車は、昼と夜でそれぞれ違う顔が楽しめます。
夜は、沿線でライトアップされるスポットがあり、より一層幻想的な雰囲気を堪能できます。
昼夜どちらも自由席ですが、
全席指定の特別列車「夜のあじさい号」のみ予約が必要です。
特別列車「夜のあじさい号」を楽しみたい人は、必ず予約をしましょう。




箱根湯本駅から強羅駅までの走行時間は、およそ40分です。

特別列車「夜のあじさい号」の予約方法

特別列車「夜のあじさい号」の運行期間は、2019年6月15日(土)~7月2日(火)です。
区間は、箱根湯本駅~強羅駅で、途中駅での乗降はできません。

予約は、インターネットのみとなっています。

インターネット予約受付開始日時:2019年6月3日(月)午前9:00

https://www.e-tix.jp/ajisai/

予約方法は、インターネットから、乗車日時を指定して予約します。
料金は、乗車当日、出発駅の受付カウンターにて現金で支払い後、その場で座席指定票を受け取ります。
往復乗車の場合は、往路出発駅にて受付となります。
座席指定票は発車時刻の1時間前より受取可能です。
座席指定票の発券の際は、座席指定票券面を提示します。

料金
座席料金(片道)大人 310円
小児 160円
*片道の座席料金です。

支払い方法は、現金のみです。
また、乗車日に、予約確認メールを提示します。
スマートフォンの画面を提示するか、印刷したものを受付カウンターでみせましょう。

*上記の座席料金の他に別途運賃が必要です。
(箱根湯本~強羅 大人片道400円、小児片道200円)
運賃は、交通系ICカード、箱根フリーパス等の周遊券でも可能です。
受付カウンターにて、座席料金のみを払います。
往復利用の際は往復分の予約が必要なので注意しましょう。

【参考 箱根登山電車公式サイト】

あじさい電車の乗り方

小田急小田原線 小田原駅から、乗り入れしている箱根登山鉄道に乗り、終点箱根湯本駅で降ります。
箱根湯本駅で登山電車に乗り換えます。

*小田原駅始発の登山電車はないです。
小田原駅から箱根湯本駅行きの電車に乗りましょう。

*ロマンスカーは、箱根湯本まで行くものもあります。
その場合小田原駅で乗り換えする必要はありません。

 

 

文京あじさいまつり 【東京】

東京で開催される文京あじさいまつりでは、白山神社の境内から白山公園にかけて紫陽花が咲きます。

東京都文京区にある白山神社【はくさんじんじゃ】は、菊理姫命(くくりひめのみこと)、伊弉諾命(いざなぎのみこと)、伊弉冊命(いざなみのみこと)を祀っています。
6月には3000株の紫陽花を楽しむことのできる都内屈指の紫陽花名所として近年注目されている神社です。

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文京あじさいまつり 開催期間

令和元年6月8日(土曜日)~16日(日曜日)
場所:白山神社

白山神社への行き方

最寄り駅
都営三田線「白山駅」より徒歩2分
東京メトロ南北線「本駒込駅」より徒歩7分

東京都文京区白山5-31-26
TEL:03-3811-6568

受付時間は下記のとおりです。
社務所受付は、10時〜16時
御祈祷受付は、10時〜16時ですが、予約が必要です。

紫陽花 開花時期

鎌倉 長谷寺 : 5月下旬
あじさい電車 【箱根登山鉄道】 : 6月中旬から7月下旬
東京 白山神社 : 6月上旬

紫陽花 花言葉

代表的な花言葉は「移り気」、「無常」、「家族団欒」があげられます。
ただ、おもしろいことに紫陽花は花の色によって花言葉が変わるのです。

青~青紫色の紫陽花なら、辛「抱強い愛情」や「冷淡」。
冷淡といってもクールといったイメージでしょうか。
白い紫陽花なら、「寛容」です。
ピンクの紫陽花なら、「元気な女性」です。
また、ガクアジサイは「謙虚」だといいます。

色によって全く違い、興味深いですね。

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